医院紹介Clinic Introduction
医院ギャラリー
見える診療、伝える診療
これまで、耳鼻咽喉科の診察では、症状のある場所を観察できるのは医師だけでした。
患者さんに「声帯が赤くて腫れていますよ」とか、「鼓膜が赤くて膿がたまっていますね」などと口頭で説明するだけでした。
本当はどうなってるの?
という、患者さんの思いに答えることができませんでした。
しかし、技術の発達により、内視鏡を使うことで患者さんに直接お見せすることが出来るようになりました。今まで見えなかった
(見せてもらえなかった)耳・鼻・のどの状態をモニタに映して、病状を説明し、今後の治療方針について患者さんと相談していきます。
患者さんが自分の状態を直接見て理解してもらうことで、治療を積極的に・前向きに行っていただけることにつながれば、
これほど嬉しいことはありません。
以下に電子ファイバースコープによる色々な部位の写真を参考に掲載しておきます。
耳
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正常鼓膜
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急性中耳炎
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滲出性中耳炎
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滲出性中耳炎
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真珠腫性中耳炎
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慢性化膿性中耳炎
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癒着性中耳炎
鼻
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正常鼻
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急性副鼻腔炎
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鼻中隔湾曲症
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鼻ポリープ
咽頭・
喉頭
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正常咽頭
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急性扁桃炎
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ウイルス性咽頭炎
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扁桃肥大
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アデノイド肥大
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正常喉頭
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声帯ポリープ
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急性喉頭蓋炎
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喉頭浮腫
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反回神経麻痺
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喉頭肉芽腫
悪性腫瘍
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喉頭癌
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下咽頭癌
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ロ腔癌
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ロ腔底癌
耳鼻科用のCTを導入
コーンビームCTの特徴
- 検査時間が短いこと
- 被ばく量が、大病院で撮影するようなヘリカルCTより
極端に少ないこと - 鼻の撮影に関してヘリカルCTと同等の診断が可能なこと。
※その他の部位に対する性能は低いですので、そのような部位の異常が疑われる時は、総合病院のヘリカルCTを撮影して頂かなければなりません。
- 撮影費用がヘリカルCTより安価
3割負担の場合、ヘリカルCTが4400円程度に対して、コーンビームCTは3400円程度です。また、総合病院に紹介してCTを撮影する事になった場合、CT以外にも初診料や読影料や紹介状作成などの費用も発生してしまいます。
患者さんの時間的、経済的負担を軽減するために
鼻の病気では症状が改善せず、CTを撮影して副鼻腔の評価が必要な場合があります。総合病院に紹介してCTを撮影してもらうということは、近隣に総合病院がない当院では、患者さんに時間的と経済的な負担をおかけすることになります。
当院でCTを撮影できることで、患者さんのお役に立てればと考えています。初診時から一律にCTを撮影するようなことはありませんので、鼻の症状でお困りの方は、お気軽にご相談下さい。
アマツ式吸引管
アマツ式吸引管
耳鼻科の病気では、鼻の処置をしっかりすることが早く治るために大変重要です。とくに、鼻汁をしっかり吸引することで、本人の症状も楽になりますし、改善も早くなります。
しかし、一般に耳鼻咽喉科では金属製の硬い吸引管で鼻を吸うため、大人でも痛い思いをすることがあります。また、子供にはガラス製のオリーブ管という吸引管を使うことが多いですが、後方の鼻汁についてはいつも十分に吸引できるとは言えません。
そこで、当院では「アマツ式吸引管」というシリコン製の柔らかい管を使って奥までしっかり吸引するようにしています。痛がらず、奥までしっかり吸引できるので、自覚的にも楽になったと感じていただけることが多いようです。
もちろん大人でも、痛みの強い方や鼻の中が狭い方は「アマツ式吸引管」を積極的に用いて、しっかり鼻汁の吸引をしています
抗菌薬の適正使用
耳鼻科の病気では、副鼻腔炎や扁桃炎など細菌感染も多く、抗菌薬を使用する場面も多くあります。近年は、抗菌薬を乱用されることで、抗菌薬の効きにくい菌が増加してきており、抗菌薬を適正に使用することが求められています。
当院は、迅速検査やファイバー検査を用いて細菌が原因であり、抗菌薬が有効であるような症例に対して処方するようにしており、感冒に対してなど、不必要な抗菌薬は処方しないように心がけています。